結局それらはモデリングされた音なんですよね。Kemperは全く違うプロファイリングというアプローチでアンプの音を再現してます。シンプルな信号をKemperからアンプに送り、それをマイクでキャプチャーすることでアンプの特性をそのまま取り込むわけです。すごいっすね。
こうやってプロファイルされたアンプのデータはKemperのサイト等で公開されてますので、世界中のKemperユーザがいろんなアンプをいろんな設定で取り込んだデータをクリック一発で自分のKemperに反映できます。
ちょっと床置きなんであれですがw。初めての音だし。
で、これがプロファイリング中
最後のは9OVERDRIVE9のTS808-SP Modです。barbarossaのuranusのクローンといっても差し支えないですが、ゲインコントロールや、トーンコントロールに余裕がある感じがします。いい音するんだこれがw。
さて、肝心のプロファイリングでのアンプの再現度ですが。かなりいいです。ただし、マイキングには十分注意しないといけません。距離やスピーカーのどの辺りを狙うのか、じっくり何度もチャレンジした方がいいです。自分は上の画像の位置が一番よかったですね。こういうの試すときは極端な設定試した方がいいですね。50cmくらいマイク離すとどうなるかとか(低音スカスカですw)
出来上がったプロファイルで早速弾いてみると、かなりピッキングニュアンスに敏感です。プロファイルに使ったSM57の特性とかもあるのかもしれないですが、実際のアンプから出る音のほうがコンプレッションがかかった感じでニュアンスを隠蔽してくれる感じがするくらいですね。(自分のプロファイリングの仕方がまずいってことも十分ありますw)
その辺りはKemperではパラメータをあとからいくらでも弄くれますから、まずはToneあたりを弄ってみてどうなるか試すってのがいいのかもですね。ほかにもたくさんいじれるパラメータありますのでかなり遊べそうw。
何回かプロファイルしてみて結構納得できるのができたんでExportしてKemperのサイトのアップしてみました。Kemper使ってる人はRigManagerから一発で適用できると思いますので。試してみてください。
Twin Reverbの設定は。ビブラートチャンネルに入力 ブライトスイッチオン Vol 2.0 Tone 全部5 ビブラート設定は全部0の設定で、マイクは左スピーカーのエッジから5、6センチのあたりを5センチほど離して狙いました。Kemperのサイトでcreamsで出てくるはず。
最後に、Kemper導入するときによくわかんなかった点について簡単に。
USBオーディオインターフェースとしては使えません。いまのところ。なので、PCとつなぐ場合はリターンの端子にL/Rの入力ができるので、ステレオミニのジャックとTSのY字変換ケーブルがあればPCやiPodで音をだしつつKemperのヘッドフォン端子からギターをMixして練習できます。最近のファームでヘッドフォン端子からの出力にルームアコースティックの効果を付加するモードがついたので、練習もこれで問題ないですね。
というわけで、Kemperおすすめです。モデリング型に戻れなくなります。
0 コメント:
コメントを投稿