2017年8月15日火曜日

Roon (ROCK) + HifiBerry Digi+ Pro その後

快適に使ってますが。何点か、

HifiBerryのroonイメージは現時点でshutdownの方法はないようです。アダプタ付属のスイッチで適当に電源おとしてたら、起動しなくなりました。これはフォーラムでも公式に発言されてますので、壊れたらイメージ入れなおしてね?とのことです。

焼きなおすと、設定もやりなおしなので、AudioからHifiBerryを選択するところからです。その後再生開始までのディレイを設定したら終わりなんで。頻繁に電源切りたい人は予備のOSやいたSDを準備しておいたらいいと思います。

まぁ、普通に考えたらLinuxでshutdownしないで電源落とすってアレですよね。。

あとTIPSとして、トリビュートもののCDをRIPしてタグつけると、曲ごとにアーティストが変わってしまって、roonに取り込んだ時に同じアルバムなのに、何枚もアートワークが表示されることがありますが。roonの画面から簡単にまとめられます。

Windowsなら右クリックで楽曲を選択して、EditのMerge Albumsで1つのアルバムとしてまとめられますので、やってみてください。

まだまだいろいろ楽しいw

2017年8月14日月曜日

Roon Optimized Core Kit(ROCK)のインストールとHifiberry Digi+ Proのセットアップ 後編

前編では、ROCKサーバのNUCへのインストールとセットアップ。コーデックのインストール、メディアドライブのフォーマット。が終わったはずです。次はRoonの再生側デバイスであるHifiBerry Digi+ Proについて書きたいと思います。

HifiBerryはRaspberry PIベースのDACボードで、3種類あります。

  1. DAC+:アナログラインレベル出力のDACボード
  2. Digi+:SPDIF and Optical デジタル出力ボード
  3. Amp+:DACとデジタルパワーアンプ
の3つです。1のDAC+が一番利用者が多い感じかな?通常のアナログアンプに組み合わせるのではこれがいいでしょう。自分のようにAVプリアンプと組み合わせるのであれば、デジタルの出力のあるDigi+となります。あと、直接スピーカーつなぎたいならAmp+という感じですね。

Digi+はスタンダードモデル、トランス搭載モデル、オシレータとトランス搭載モデル。に分かれてますが、自分はPro(トランスとオシレータ搭載)モデルを選びました。I2Sバスをつかった外部クロック供給ボードとしても動作するようなので、音質の向上が期待できるかと考えました。

HifiBerryをRoonでつかうにはHifiBerryが提供するroonイメージをmicroSDに書き込む必要がありますが、動作要件としては、Raspberry PI 2 or 3みたいなので、特に理由がなければRaspberry PI 3を使うのがいいと思われます。技適とか面倒ですけど、ここは妥協しないで行きましょう。


上のリンクはHifiBerryのサイトのblogですが、参考になります。ある程度のパワーがいるのでしょうね。HifiBerryは日本でも扱っている会社がありますけど、全部のモデル扱ってないみたいだし、普通にHifiBerryから買うのがいいかもしれません。PayPalアカウントがあれば楽です。

自分はDigi+ Proとスチールケースを注文しました。発送も早くておすすめです。

さて、モノがとどいたら、OSの書き込みですが、マイクロSDを用意して、適当なライターで書き込みます。書き込むイメージのリンクはいつもこれ。


展開したらimgをmicroSDに焼きこみます。microSDをRaspberry PIに挿入したら、Ethernetをつないで(推奨)デジタル出力をDAC(AVプリアンプなど)に接続し、電源を投入したらおしまいです。面倒な設定は一切いらないです。Roonがオフィシャルに認めたRoonReadyプレイヤーの出来上がりです。

次にRoonのControllerソフトをインストールします。


いろいろありますが、全部入りのやつをおとして、インストール。インストール途中で、coreにするか?とか聞かれますので、「いいえ」を選択しておきます。Coreは前編で構築したNUCをつかいますので。インストールして起動するとはじめにCoreの選択がありますが、そこでNUC(ROCK)を選んでおきます。次に、再生するオーディオデバイスの選択をします。

上の画像だと、一番上のUSB Audio DACというのが、WindowsPCにつながってるDACで、一番下のがネットワーク上のRoonデバイスになります。それぞれEnableボタンを押すとこのようになります。Zoneとして名前をつけておきます。この作業が終わると


こんな感じでRoonのソフトから認識します。出力したいデバイスを選んで終了です。同一ネットワーク上にRoonを実行しているPC/MACがあればそこにつながってるデバイスもこの画面に出てきますので、再生の指示を行えます。楽ですねー。それぞれのデバイス毎に再生する楽曲を選べます。

設定で注意するポイントとしては、MacのCoreAudio経由でDACに出力するときなどで音がガビガビになる場合は


Use Exclusive Modeを有効にしてみてください。改善するはずです。それから、再生につかうDACがものによってはサンプリングレートによって内部でリレーが切り替わるようなものの場合、再生の頭がきれてしまうことがあります。この場合、


Resync Delayの設定をします。だいたい3000msもあれば切り替えの遅いAVプリアンプなどでも頭が欠けることがすくなくなります(ごくまれに欠けます)。なぜこれが必要かというと、RoonにはRadioモードというのがあって、現在再生中の楽曲と同じ感じの曲を自動的にライブラリから選択して、次々に再生してくれるモードがあるのですが、様々なサンプリングレートがごちゃ混ぜのライブラリですと、この機能が生きてきます。44.1Khzしか使わない人なら関係ないですけどね。こういう細かいところまで配慮が行き届いてる感じがイイですね!

というわけで、1時間弱で書き飛ばしたテキストですので、アレな部分は目をつぶってくださいねw。

まぁ、これからはRoonだよ!と、素直に言えないのは日本語の問題ですかね。日本語化されることは当分なさそう。というか日本のメーカーもRoon対応してほしいですね。そうなれば状況もかわってユーザも増えそうです。海外ではハイエンドのメーカーがネットワーク対応のプレイヤーを出すときかなりの確率でRoon対応になってきてる気がします。

あ、ちなみにMP3TagとかでUTF-16でちゃんとタグいれとけば、普通に日本語の曲名とか表示しますんで。一回セットアップしちゃえばそのあとは全然違和感ないですね。

HifiBerryとかめんどくせぇというひとは、比較的低価格なRoonReadyのやつありますから、それつかうのもいいかも。自分的におすすめはROCK+HifiBerryですけどね。

それではまた。。



2017年8月13日日曜日

Roon Optimized Core Kit(ROCK)のインストールとHifiberry Digi+ Proのセットアップ 前編

前回に引き続き、Roonネタです。今回はRoonのライブラリをストリーミングするサーバの構築と、それを受けて再生(正確にはデジタル出力ですが)するHifiberry Digi+ Proのセットアップについてです。

Roonのソフトウェアの考え方ですが、

  • ライブラリを管理してストリーミングするサーバ:Core
  • 音楽ストリームを受信して再生する:Output
  • 音楽再生を指示する、楽曲データを表示する:Control

とい感じで大まかに分かれています。インストールする時に自分の環境に合わせたものをインストールします。CoreはDLNAで言う所のNASみたいな存在で、DLNAサーバ(DMS)的なもの、Outputはレンダラー(DMR)、Controlはコントローラー(DMC)といった感じに分けられますが。RoonにおいてはCoreの存在が重要です、このサーバが実際の楽曲とは別にDBを内部的に構築し、ネットワークで接続されたControlに楽曲のメタデータなどを様々に提供してくれます。このメタデータがRoonの優れている部分でもあります。

さて、まずはサーバ(Core)の構築からです。Roonには公式にIntelのNUCをサポートしたLinuxのイメージが存在し(ROCKと言います)、これをダウンロードしUSBメモリなどに一旦焼いたものを使ってNUCにサーバをセットアップします。IntelのNUCは現在ですと

NUC7i3XXX
NUC7i5XXX
NUC7i7XXX

シリーズがあり、2.5inchストレージを内蔵できるもの、できないものなど、どれを選ぶか迷うところですが、ポイントは2点です
  1. NUC内部にOSストレージ(RoonメタデータDB)以外の楽曲ストレージを内蔵するか?
  2. ゼロスピンドル構成にして静穏化を狙うか?
特にゼロスピンドル化は初めから意識してパーツを選択しないとダメですので、気をつけたいところです。楽曲のストレージは、膨大なライブラリがすでにある人はそちらを使いたくなるでしょうし、自分のようにFLAC等で一旦全部Ripし直して、厳選してRoonで使いたい人は内蔵を選ぶのも手だと思います。

自分はNUCで全ての楽曲を管理する+完全にゼロスピンドルとしてノイズを排除する。を目標に構築を行いました。まず、
  • NUC7i5BNH
  • M.2SSD 128GB (Roon DB & Roon OS)
  • 4GB x 2 DDR4 Memory
  • 980GB SATA3 SSD ( Sandisk Ultra 2 )
  • ファンレスケース Akasa plato x7
という選択です。7i5を選択した理由はAkasa plato x7が公式に対応するのが7i5までのためです。多分TDPの問題かな?熱暴走も怖いので。。ケース交換しちゃうので、BNHにすることは必要なかったかもしれませんが、ファンレスケースがうまく機能しなかった場合の保険です(結果的に問題ありませんでしたが。。)

ちなみにあまりスペックを盛っても、楽曲の数にもよりますが、あまり意味がない感じですね、公式のドキュメントにも、準備するべきスペックに言及がありますので、気になるかたは参照してみてください。


まず組み立てですが、NUCのオリジナルケースの場合は、M.2 SSDと2.5inch SSDとメモリを取り付けたらおしまいです。HDMIとキーボードを接続して起動し、BIOSの設定でそれぞれのデバイスが認識されているか確認しておきます。

次に、NUCのBIOS更新です。Roonlabsに推奨のBOISバージョンの記載がありますので、それを参考に、だいたい最新にしてOKぽいです。

BIOS更新が終わったら、Roonlabsから、rockの最新イメージをダウンロードして、適当なサイズのUSBメモリに焼き込みます。焼き込みが終わったら、NUCのフロントのUSBポートに差し込んで起動し、インストーラを起動します。インストール先を聞かれますので、M.2 SSDを必ず選択します。

ROCKのダウンロード

一通り、完了してNUCを起動するとサーバが自動的に起動します。IPが画面に出ますので、ブラウザからアクセスすると、コントロールパネルが表示されます。

コントロールパネルが表示されたら、やることは2つ。
  1. ffmpegのバイナリのインストール(コーデック)
  2. MediaStorageのフォーマット
です。以上が完了するとROCKに楽曲を転送する準備が完了します。Windowsからは\\ROCKでアクセスできます。参考動画でほぼいけます。内部ストレージのフォーマットを別にやるくらいです(UIから可能)。

参考動画:youtube


<ファンレスケースへの組み込み>
Akasaのplato x7への組み込みは多少面倒ですが、付属のマニュアルに従えばすんなりいきます。ちなみに組み立てに必要な部材は全て含まれてますので、追加で買う必要はないです。したの写真のように、組みあがります。VESAのマウントにひっかけられるようなパーツが付属しますので、自分はメインディスプレイの背面に取り付けています。結構重さがありますので、ディスプレイによっては傾いちゃうかもしれませんね。


akasaはファンレスのPCケースなどを作っている会社ですが、platoの他にもNewtonというケースもあります。NUCの世界はカスタムなどが盛んなのでこういうったケースなども豊富で楽しいですね。探せば色々出てきましたが、値段とデザインでplato x7を選びました。

Quiet PC / Akasa plato x7

日本だとほとんど輸入しているところが無いので、自分はQuiet PCというネットショップで購入しました、発送がめちゃ早かったので正解かな?Amazonで高いの買うより良いかと思われます。参考動画はnewtonですし古いですが、手順はほぼ同じ。

参考動画:youtube


後編ではHifiBerry Digi+ Proの構築やりたいと思います。






Roonを使ったシステムを構築してみた

久しぶりの投稿。最近仕事が忙しく趣味の方がおろそかだったのですが、多少落ち着いてきた感じがあるので、以前から興味のあったMusic Server系のネタをひとつ。

Roonって聞いたことない人も多いと思いますが、まぁiTunesみたいな感じのMusic Playerソフトです。それだけだと「あっそ」って感じなのですが、Roonは単にデジタルで保存されているファイルを聞くだけのプレイヤーではなく、NASなどのファイルサーバ、AirPlayの機器、Roon対応再生機器を完全に管理できるシステムで、自由度はiTunesの非じゃないです。


まずUIがイケてる。日本語とかは対応してないので、その辺苦手な人にはアレかもしれませんが、日本語化されたとしても英語モードで使うでしょうね。↑のは自分のライブラリですが、DarkのUIでいい感じになってます。Roonはライブラリを自動的にスキャンして、その情報からさまざまなメタデータを生成してくれます。ふつうのプレイヤーは自分でつけたTAG以外に情報が表示されないことが多いですが、Roonではかなりの部分まで自動的にやってくれます。

Roonを使うには最低PC/Macがあればよく、Roonのアプリを起動することでライブラリを認識して表示しれくれます。ただRoonのいいところは、ネットワークを経由して音楽の再生指示を別のプレイヤーやDACに出したりできるところで、AirPlayをさらに便利にした感じがあります。あ、AirPlayのAirMac Expressなども再生機器に選択することができます。

最近海外のハイエンドオーディオメーカーを含めて、さまざまな企業がRoonと提携して、ネットワークプレイヤーを出しています。その辺の数の多さも魅力の一つです。その辺はRoonlabsのHP見てもらうとして。

Roonのインストール

今回自分がやる気になったのが、再生機器としてRaspberryPI 3-B+HifiBerry Digi+ Proをつかって、自分のオーディオシステムと連携させることでした。じつはウチのAVプリは今年中にRoon対応するらしいので(プレイヤーになる)それまでのつなぎでラズパイオーディオやってみたわけです。Roonのサーバとして、デスクトップPCではなく、専用のサーバを構築して、自宅では常にそのサーバが起動している状態にしました。専用サーバはIntel のNUCで十分に行けます。

そしたら、これがなんとも快適!。

Intel NUC7i5BNH --- HifiBerry Digi+ Pro --- AV Preamp --- Speaker

これが音楽データの流れです。これをPC/Mac/AndroidなどのRoonアプリから再生指示を出せます。Roonアプリは再生に使うDAC/Playerなどが複数ネットワーク上にある場合は、すべてリストアップされますので、メインのPC以外にMacやAndroid携帯などをもっていても、それらの機器に直接音楽を出力するだけでなく、別の機器に対しての再生指示も自由に可能です。

これがその一例ですが、Intel NUCのサーバからHifiBerryに再生指示が出たときのパスを表示したUIです。紫の星マークがそれぞれにありますが、これはビットパーフェクトのロスレスでデータが通過していることを示しています。再生機器によってはこれが緑などになって、ダウンサンプリングされていることがわかります。

RoonのようなネットワークプレイヤーにおいてはDLNAやOpenHomeなどがこれまでは一般的でした。Roonは独自プロトコルを実装することで、超高速な操作レスポンスを実現してます。まぁ、この1点においてもDLNAベースのプロトコルなどにくらべてアドバンテージがある気がします。(OpenHome機器つかったことないですがw)とにかくサクサク。

というわけで、LINNのDSやLUMINなどのハイエンドの機器だけでなくMusicServer/Playerの世界はどんどん新しい状況がうまれてきてて、Roonはその中でももっとも注目されるものかと思ってます。ハイエンドの機器を買って単純に組み合わせて、良い音がするのは普通ですよね?RoonはRaspberryPIからハイエンドオーディオメーカのネットワークプレイヤーまで全く同じにサポートしてくれます。公式のforumが活発なのもいいところ!

次回は、NUCに入れたRoonサーバの構築と、Hifiberryのセットアップについて書く予定。
Roonやってみたいという人はTwitterでも、このblogでも質問くれれば、わかる範囲で(w)こたえたいと思います。

ではまた。