さて、まとめますかw。
MacBook Pro Late 2013にNVMe SSDを搭載するのは、High Sierra限定ながら、いくつかのポイントを抑えれば実用可能だと思われます。
1. Samsung 960 EvoあたりのNVMe SSDを使う
2. Sintechのbig and greenなアダプタを使う(現時点で必須と思われ)
3. kapton tapeなどでアダプタとロジックボードのあたりを覆う
4. sudo pmset -a standby 0 コマンドを実行して、ハイバネーションをoffにする
この運用でいける人であれば、安いMVNe SSDを領域拡張に使うことができるでしょう。
ポイントは。2番目ですね。自分のテストしたところ、このアダプタ以外では、再起動でdiskを見失って、フォルダに?のマークのアイコンが出て起動できません。
ただ、このアイコンがでても、電源長押しの強制終了からの起動では20秒程度でdiskを認識します。
MacRoumoursなどでbig green adapterと呼ばれているSINTECHのアダプタは
http://eshop.sintech.cn/ngff-m2-pcie-ssd-card-as-2013-2014-2015-macbook-ssd-p-1143.html
こちらです。公式のweb shopです。ドライバーが附属します。現在、アダプタだけのものも少し安く販売されてますが、それは基盤の色が黒で小さいタイプです。ブラックアダプターは日本のamazonなでで入手できる、グリーンで小さい基盤のアダプタと同様、再起動でdiskを見失います。なぜか、上記リンク先のグリーンで大きい基盤のアダプタだけが再起動時でもdiskを認識しました。PCIeのピアサインの問題なのかどうか、自分にはわかりませんが、、。ちなみに2つ買って(グリーンでビッグとブラック)何度か再起動テストしましたんで、おそらく上記の状況は確実かと。。
ちなみに、必ずbig greenが送られてくるかどうか、ちょっと怪しいですw。
NVMe SSDにもっと安いWD BLACKなどを使う場合はkapton tapeでアダプタとロジックボードのあたりを覆うような感じでテーピングしないと、高い確率でdiskを認識しません。テーピングでかなり改善しますが、長時間運用で違いが出る可能性も否定できません。(面倒なんでテストしてませんw)
さらに、MacBook Pro late 2013あたりのMacBook Proだと、ハイバネーション後の復帰でメモリイメージをロードできなくなるぽいので、4番の項目を実行する。。多少バッテリは減りますけど、安定します。
つい最近High SierraのOSアップデートがきましたけど、問題なくあてられましたので、自分はこのまましばらく行こうかと思います。
結局アダプタは3つ買って、SSDも2つ買っちゃったので初めから、TranscendのAHCIの512GBあたりにしておけば面倒はなかった感が大きいですがw。ま、いろいろ楽しかったでよしとしましょう。
みなさんも、やって見る場合は自己責任でお願いします。
ではまた。
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